外国為替証拠金取引の仕組み
異なる通貨同士を交換することを、外国為替保証金取引と呼びます。
英語ではforeign exchangeといい、略してFX(エフエックス)と呼ばれます。
そして、外国為替保証金取引における通貨の交換比率のことを、外国為替レートといいます。
例えば、外国為替レートが1ドル=120円であれば、「1ドルは120円と交換出来る」ということを意味しています。
要するに、「1ドル」を120円で買っていると考えれば分かり易いでしょう。
外国為替保証金取引は異なる通貨の売買取引であり、その際の通貨の値段が外国為替レートであるということです。
外国為替保証金取引とは、取引業者に一定の保証金を担保として預けて、
信用を供与されることによって、小さな資産でより大きな額の取引が可能となるものです。
要するに、お客様は取引業者に一定の保証金を預けることで、取引するために必要な、より大きな額の資産を扱うことが出来るわけです。
但し、実際にお取引のための資金を現物でお貸しするわけではありません。
外国為替保証金取引では、売った通貨は買い戻す、逆に買った通貨は売り戻すことを原則として、
その一連の売買における差額、つまり、為替差益や為替差損のみのお金のやり取り(決済)をすることが前提となるのです。
差額のみの決済ですので、お客様ご自身が、わざわざお取引のために巨額のご資金を用意なさらなくても、
より小額の保証金を預けて頂くだけでお取引出来るというわけです。具体的には、保証金の数倍から数十倍の額のお取引が可能となります。
用語の説明
ポジション |
外貨の持高の状況、つまり、自分の保有する外貨資産の状態のことを指しています。
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Bid |
通貨を売る時のレート(安い方の価格)
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Ask |
通貨を買う時のレート(高い方の価格)
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スプレッド |
BidとAskの差額のことをスプレッド
| レバレッジ |
取引金額における保証金の割合
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IFD |
最初の注文が約定したら次の決済注文が有効になる
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OCO |
利益確定と損切りの注文を同時に出すことが出来る
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IFO |
IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。新規の指値注文に対して、利益確定売りと損切り注文を同時に発注できます
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